マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第74回 マンドリン楽譜 初見の楽譜の練習方法

 中野二郎作曲の第2幻想曲を入手しましたので、練習します。

 中野作品のなかでは、人気がありYouTubeでも聴くことができますが、今まで弾いたことも楽譜をみたこともありませんでした。

 

 最初に曲のイメージを掴むため、YouTubeで聴いてみましたが・・・テンポが速い!! 16部音符が多いので、速いイメージがついてしまうかもしれません。おおよそのイメージがわかりましたので、弾いてみます。

 

 拍子、キーを確認します。キーがわかればスケールも決まります。スケールが決まれば、ポジションもだいたいわかります。このようにして演奏前に絞り込みを行います。

 

 絞り込みを行えば弾いてみます。

 ここでスラスラと弾けるのが理想ですが・・・自分は無理ですね。ある程度速いテンポでリズムを守れて弾ければ理想だなとは思いますが・・・

 

 ポジションを確認しながら、ゆっくり弾きます。指盤の横方向に弾いていくのがコツです。音がつながりスラーになるからです。横にリズムを守りながら練習するとテンポアップがスムーズにいきます。

 

 戻りを少なくするには楽譜に指番号と弦の番号を書くのが良いです。ただし、練習するとポジションの取り直しがよくあるので、ある程度自由に弾けるようにした方が良いです。指番号を書いておけばスムーズに練習再開できます。

 

 後は、一通り弾くか、パート単位で完成させて弾くかです。どちらでも良いです。楽譜の全体像を把握するには、一度通してみるのが良いです。ポジションや曲の構成等を把握したら、繰り返し練習して完成させていきます。

 ここからが長いですね・・・

 動画にまとめるとこんな感じです。

 


マンドリンの練習 初見の楽譜を弾けるようにする方法