第12回 技術士第二次試験 本番まで約1ヶ月での勉強方法
コロナの影響で延期された技術士二次試験は9月21日に総合技術監理、9月22日に他の技術部門が行われます。
自分が受験した頃は7月下旬に開催され、今の頃は口頭試験の対策を考えていましたが、コロナの影響で試験日が後ろ倒しになり勉強を続ける受験者が多いのではと思います。
1ヶ月後に迫った受験に向けて、どのように勉強すべきか考えました。
1.幅広く見渡してみる
今の段階は知識も十分に備わっているはずですので、改めて整理したノートを見渡して知識を確認しておきましょう。
前年度に部門の改編があり、影響を受けた受験生も多いと思います。自分は原子力・放射線部門ですが、難易度があがり合格率が大幅に落ちました。部門の科目が統合され、オーソドックスな問題が中心になると予想していましたが、マニアックな問題が出題され、合格率が大幅に下がったと推測します。
去年の反省から過去問で対応できる問題が増えれば良いですが、マニアックな問題が出ても対応できるように改めて知識を確認します。○○とは?と自分に問いかけて答えが言えれば十分です。このように確認していきます。
2.書く訓練を積む
本番は筆記試験ですので、時間内に原稿用紙3枚書けるように訓練します。
蓄積した知識の中から、出題頻度が高そうな知識をピックアップし問題を作成します。問題に対し、答えを筆記で書いていきます。この勉強方法で、本番に耐えられるとともに原稿用紙に書けるほど知識の深掘りができます。本番を想定し、600字詰めの原稿用紙で訓練します。買っても良いですし、ネットでも公開されていますので、そちらをダウンロードするのも良いと思います。
時間も厳守します。時間内に原稿用紙が埋められるようになるように訓練します。
綺麗な字である必要はないですが、読める字であるようにします。シャーペンは2Bが良いです。採点の際にコピーしますので、濃く書く必要があります。
3.専門誌、業界誌を読む
問題を絞り込むために、去年の受験後から今年の専門誌や業界誌を読んでおきます。
ただし、上記と比べれば優先順位は低いので、ざ〜と斜め読みして、テーマを確認する程度で良いです。今年もマニアックな問題が出題される可能性があるので、知識を確認した方が効果が高いと思います。
4.受験会場について
ここからは参考です。
自分が受験した広島会場は、1つの机に2人がけでした。コロナ対策でどのように座席レイアウトをとるのかわかりませんが、机の中央に敷居か何か置くのかもしれません。おそらく受験票にマスク着用等が記載されるはずですので、その注意事項を守りましょう。室内から退席を命じられることもあるかもしれませんのでコロナ対策は十分に行った方が良いです。
変わっていなければ今年も広島工業大学の専門学校で受験が行われるはずです。以下は参考になればです。